2013年2月25日月曜日

Z1Rミッションオーバーホール

ミッションのオーバーホールです

基本的に さすが国産のミッションて感じで ほとんどハーレーとかに比べると

バラした物を再度同じように組み立てるだけの様な感じでオーバーホールできます

整備書にも ほとんどなんら難しい説明は無く 積み木の様な説明しかなせれていません

僕も随分Zのミッションオーバーホールしてきましたが 確認ポイントさえつかんでおけば

よっぽどな事はないですね

さすが 国産です

Zの中には2本ミッションが入っています 

わからなくならないように 整備書どうりまずは分解していきます

僕は ただ置くだけでは 部品の順番シムの紛失等が怖いので 簡単なベースの上に

分解して並べていきます

分解できましたら なくさないように一つずつ 刃のチェックシム・スペーサーの厚み等を

マイクロゲージにてチェックします

(このへんの規定数値は整備書には載ってありませんので今までのデーターの範囲内で判断します

洗浄、チェック後問題なければ 元どうりに組み立てていきます

ベアリングはPMCさんで KITで販売しておりますのでそちらを使います

チェックの注意点は 2速のドック、フロントスプロケットのベアリングですね

走行中2速で引っ張ると 1速に落ちてしまう車両があります 体外ミッションのドック欠けが理由で

ですね 

リヤタイヤを 180サイズの物を入れて フロントに20ミリ以上のオフセットスプロケットを入れて

いる車両は ベアリングがガタガタのが多いので 必ず交換になります

整備書どうりに組み立てを行えばなんら問題ありませんが

組み立てに注意が必要な箇所があります

整備書にも載ってないので見逃し的な場所です



オイルラインの穴がシャフトと、ギヤーにあるので必ずあわせて組み込んでください

今まで何台かこの穴が合っていないミッションを見た事があります

これはとても大事な事です

2013年2月19日火曜日

Z1R エンジン組み立て

Z1Rのエンジン組み立てをしていこうと思います

まずは 組み立て前の 作業からです

このエンジンは すでに40年ほど経っており いわば旧車ですが

ほぼアルミでできており すでに酸化が進みすぎて雨で穴のあいてしまってしまっているものや

溶接の困難なものもあります

現在 大きなショップ様が こぞって雑誌にカスタムした車両を搭載しており

その影響から 日常なんら問題も無く乗れるものと思い 車両を購入、カスタムに手を出す方が

後を絶えません

そのほとんどは方は 金銭的に継続が無理になり降りてしまいます

うちでも何台か面倒を見せてもらっておりますが そろそろ継続に限界のある車両だとおもいます

 まずは 歪みのチェツクを 定盤の上で見ます

0.03のシックスネスゲージで歪みチェックを全体にします

うちは基本エンジンの組み立てに 液体パッキンは使いません

整備書での記載がある所にだけ使います 

なので 組み立ての前工程では 必ずこの様に確認作業をします


この様な傷のある場所はすべて手作業にて紙やすりで目立たなくなるまでペーパーをかけます


このようペーパーでも消えないような傷は溶接では無く パテで対処していきます


このポイントカバーには裏までクラックがありましたのでアルゴン溶接にて対象しましたが


やはり材料の酸化が内部まであり何度か溶接と削り込みを繰り返して埋めました

溶接ビートをサンダーにて削り ペーパーで整えましたが やはり酸化して溶接が入らず気泡の

後が残ってしまいましたので これもパテで埋めます


こちらのクラッチカバーもえぐれた傷がありましたので同様の加工をしましたが小さな気泡の穴が

残ってしまったので これもパテで埋めます

この様にすでに 部品が古く鉄ならば、錆の除去を行えば溶接できますが

古くなったアルミは酸化が内部まで及ぶともう手の施しようが在りません

僕の腕も悪いとは思いますが、酸化のすすんだ古いアルミは修復不可能です



チェーンケースカバーも汚れが酷いので クラック等の確認のため洗浄していきます



このカバーは2箇所ノックピンが折れた状態で車両についていました

これを除去していきます 今回は部品の穴を傷めずに取ることが出来ましたが

部品を割ってしまう事もあります 

アルミが酸化してもろくなってしまっている時は体外割れます


ひととうり確認できたら 定盤にて水平確認

外観に長年の傷、クラックの除去をしていきます


見栄えの悪い傷がかなりありますのでこれをすべて消していきます


うちでは機械は使わずすべて手でペーパー掛けにて消していきます

このほうがポリッシュ仕上げ、塗装等の仕上げを行った時とてもきれいになるからです

只この作業を1台分行うと 指の皮がむけてしみます


・M様 ウインカーステーの件了解しましたガソリンコックの方はもう少しお待ちください

携帯電話故障のため 貸し出しの携帯電話の為返信できませんでした
申し訳ありません。

2013年2月14日木曜日

ビックフイン加工

随分前の加工ですが ご依頼がありましたので 載せてみます

まずは アルミの板から 型紙どうりにコンタマシーンから 一枚ずつ切り出します

(試作は レーザーカットにて作りましたが ものすごい値段でビックリしました

今はブラット・スタイルさんにて 販売されてますのでそちらを購入した方が安いです)



このような感じで シリンダーヘットのフィンの数だけ 切り出します



シリンダーヘットは アルミナにて サンドブラストをかけ アルゴン溶接にて 切り出した
フィンを溶接していきます

このとき 熱歪みを起こさないように、一気に溶接しずに一枚一枚溶接します






この加工は シリンダー単体時のみ可能です 必ず分解前提のみの加工です





全体画像になります

画像の物は SR500になります  この他シリンダーフィンの掛け、割れ、破損等の修理も

お受けいたします

ただし アルゴン溶接が可能なアルミに限ります

あまり年式の古い車両等は アルミの酸化が酷いと アルゴン溶接が困難なものもありますので

ご相談ください 

2013年2月10日日曜日

取り付け用のステーを切り出し



ハイトゲージにてセンターの線を罫書きます






線が引けたら取り付け用の穴を開ける位置にポンチで位置を決めます






今回は ブローバイのアルミタンクを作りますので アルミの板から型紙にあわせて切り出します




切り出しが終わりましたら、ブレーキ(パネルを曲げる機会)にて 型紙と同じ角度に上下を折り曲げます




折り曲げが出来ましたら、細かい面合わせ、バリ取りをしまして アルゴン溶接にて仮止めをします

仮止め後、歪み等のバランスを見ます


取り付け用のステーも裏に溶接していきます
 
全体の溶接も行います(画像とりわすれました)



取り付けるとこの様な感じになります

形については円筒型等なんにでも対応いたします

製作依頼時には 大体の絵、ご自分で簡単な方眼紙等で作って頂いたものを製作することも可能です

写真の例は カワサキZ1Rの物になります

この他 アルミガソリンタンク・外装等 何にでも対応できます

2013年2月3日日曜日




上から 1純正  2ウインカーをテールラインギリギリに沿わせる感じのステー取り付け
一番したは グリップ無しで ウインカーだけをテールラインにギリギリで製作した感じです
デザイン的には 一番下がいいかと思います(画像全体で写してみました)
個人的な好みんもあり 後からの再度製作は困難になりますので
かなり テールのラインが一直線なので 3種類とも随分感じが変わります

保安基準の問題もありますので あまり過剰なことは出来ませんが
この3種類が 製作できる形になります
あまりテールレンズ側に寄せて製作するとナンバー・テールのステーに影響が出ます
この位置で選んでいただけるといいと思います
レーザーカットにてスチール板をカットしてもらい
のち、溶接・補強して出来上がりますウインカーは なるべく保安基準ギリギリの小さいタイプを用意してあります





こちらは ガソリンタンク 塗装を剥いだ状態です
黒い斑点部分は凹み えくぼになります
現在 サンドブラストにて剥離済みになります
現在ガソリンタンクは画像がここまでですのでパテあてが



2012年8月27日月曜日

夏いね~

暑い



と 正義の味方も 言っとります

だがしかし  たった一つだけ


いいことも




あるんです!











ビールが 旨い!





これと 言って画像ありません



ですが 着々と 作業進んでます


面白そうな 仕事もきております!





コツコツ やっていきましょう



お休みなさい



2012年8月5日日曜日

暑いがな・・・

まーーーーーーーーほん・・・・・とに

暑いな・・・・・

40年生きとっても 暑いモンは あついがね

どうなっとりゃす

どかどかやね・・・・・
(暑いてことね 名古屋弁)

しゃないで クーラーいれたったら

どえりゃー すずしいでかんわ 



いわけ できんくなってまったで しごとしたったわ

これ
こんな ボロイ ショックつけとるで



車検ついでに 新しい YSSの リヤショック 売りつけたった

クーラー代 かせがないかんでね


この ぼろいのから

こんな ハイテクなのつけます

ええね~~~ やっぱ 足は きれいじゃないと


でも ほんとのおしゃれは 







パンツから・・・・・






ま~ええか・・・・



で 交換したがね



これ

ええ・・・・・・


ええかんじやがね




やっぱ    あしは   きれいなほうが








ええよね